“多くのエンドユーザー・ステークホルダーが何に時間を多く費やし、どうやって、情報を得ているのか”というポイントをつかんでいれば、ITは単なるツールであるから、経営者は、方向性を示し、適切なスタッフと予算だけ決めれば良い。
東南アジアを旅するたびに、スマホの使用比率に驚かされる。先進国に比べ明らかにPC使用時間が少なく、その分、スマホ使用時間が多い。その流れは、どんどん加速している。そのことは、百も承知で、素早い会社は、スマホ対応のホームページに設計変更すると同時に、Facebook, Line, Youtubeのページ等、色々な手段でそれらのツールとの連携をはかっている。ただ、何が本当に効果があるのかカットアンドトライの状況の企業が多いだろう。
その中で、本記事で強調したいトレンドは、マーケティング先進企業が、スマホアプリを企業のリピートファンの入り口として位置づけ、商品紹介、販売だけでなく、ブランディング目的の活用に力を入れ始めた点である。
東南アジアを旅するたびに、スマホの使用比率に驚かされる。先進国に比べ明らかにPC使用時間が少なく、その分、スマホ使用時間が多い。その流れは、どんどん加速している。そのことは、百も承知で、素早い会社は、スマホ対応のホームページに設計変更すると同時に、Facebook, Line, Youtubeのページ等、色々な手段でそれらのツールとの連携をはかっている。ただ、何が本当に効果があるのかカットアンドトライの状況の企業が多いだろう。
その中で、本記事で強調したいトレンドは、マーケティング先進企業が、スマホアプリを企業のリピートファンの入り口として位置づけ、商品紹介、販売だけでなく、ブランディング目的の活用に力を入れ始めた点である。
< スマホアプリでブランディングする例 >
- ユニクロの日常に寄り添う「UNIQLO CALENDAR」「UNIQLO WAKE UP」
「UNIQLO RECIPE」「UNIQLO ユニクロック」
- トヨタの「車の妖精ドライブおやじ」
- 平凡社の 「72 seasons」
- キューピーの「3分クッキング」
- 電通の「きんちょうほぐほぐ」
もちろん、ホームページへのリピーターの入り口として、商品の紹介、販売等のアプリも、重要であるが、視点を変えた「ブランディング」に徹した戦略も今後重要になる。
スマホアプリの最大の長所は、
(1) 閲覧者にとって、会員登録のいらない「ゆるい関係」、いつでもダウンロード、削除ができて、プッシュ通知で欲しい情報を受け取れること。
(今やPCで個人情報を入力したくないし,それが面倒だと考える人が増えている。)
(2) 情報発信者にとって、興味を持ったヒット率の高い閲覧者にプッシュ通知で情報を供給できることとリピーターを気楽にどこでもホームページへ導けること。
(お気に入りから探してホームページを見るのに比べ明らかに便利)
これまで開発費が高く、Apple/Androidの公式登録に手間がかったスマホアプリだが、ユーザーインターフェイスの進んだ低価格のアプリ開発インフラも整いつつあるので、今後は、上記のような大企業だけでなく、中小企業、お店、士業、個人に至るまで、スマホアプリでブランディングする時代も近いと思われる。
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