2016/02/16

【環境CSR】 に真剣にチャレンジする会社は!」

環境CSR に真剣にチャレンジする会社は!

  PM2.5, COP21と昨年来、話題の多い種々の地球環境問題に対し、企業はどう貢献していくのか?


 上場企業は、CSR部門に力をいれて、環境省や証券会社のガイダンスに従って、環境にかんするCSRレポートを作成しているが、
「経営者が自社の事業に直結した環境CSR明解な活動の方向性を示し、全社を上げてそのチャレンジを行っている会社がどれほどあるだろうか?」

 企業の成長性の一つの指標として、このテーマの重要性が増してきていると思う。
この点に関し、経営者が、「環境?それで、どれだけ収益に繋がるのか?」と思うか、
「我が社の得意なこのテーマにチャレンジして世界の環境課題に貢献しよう」と指示するか、そこが最大のポイントになる。

 昨年、国連環境計画(UNEP)を支援する一般社団法人日本UNEP協会が設立され、真剣にアジアの環境課題に取組む会社とその事業企画を募っているが、早速、トヨタ、東レ、日東電工, T&Dホールディングス, 杉田エース等、環境に対する取り組みに積極的な上場会社がいち早く手を上げた。
 日本UNEP協会会員企業 : http://www.j-unep.jp/members_list/

 各社の製品、業務工程は、必ず、何らかの形で、世界環境に悪影響を与え、文明社会全体としては、地球を破壊する道を進んでいる。それに対し「サステイナブル」という言葉が頻繁に使われるようになった。 ただ、IR/CSRレポートで使われている「サステイナブル」という言葉は、環境に関しては10年30年100年後に向けて、真剣に考えていない経営者が使うと、抽象的で空虚な言葉に聞こえてしまう。

 日本UNEP協会は、ユニセフのように募金を求めることはしないし、ただただ会員企業を増やすことはしない方針を掲げている。 国連の使命である国を超えた(特にアジアに向けて)環境活動を真剣に提唱する企業を支援し、具体的な協賛活動に注力しようとしている。
 環境のテーマは、広範囲に渡るので、どの業界でもアジアのグローバルビジネスを目指す企業にとって関連性がある。 企業経営のビジネス展開・長期計画の一つのコネクションとして、日本UNEP協会、国連環境計画との連携を視野に入れることを検討してみてはいかがでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿